★《魔女宅急便》剧本(1)
ラジオ : 西北のカリキゕ地方の天気予報を送りします.
(收音机:现在播送西北卡里吉亚地区天气预报。)
大陸より張出した高気圧によって天気は大体に回復に向かっています.
(由于大陆地区高压影响,天气正逐渐转好。)
今夕は西北西の風, 風力は3, 晴れ. 素晴らしい満月の夜になるでしょう.
(今夜风向西北西,风力三级,晴天,可能会是很好的满月之夜。)
明日は晴れでしょう. 明日後は晴れでしょう.
(明天将是晴天,后天也是晴天。)
次は生鮮食品市況を送りします. カリキゕ中央市場しがめ„
(下面播送生鲜食品市场情况。卡里吉亚中央市场调查...)
[つたで 覇われた家]
キキ : ジジ, 今夜に定めたわ! 出発よ!!
(奇奇:基基,就决定今晚出发了!)
キキ : お母さん!! はっ, いらっしゃい. お母さん, 天気予報聞いた? 今夜晴れるって. 絶好の満月だって!!
(妈妈!啊,欢迎光临。妈妈,听天气预报了吗?今晚是晴天,有很好的满月!)
母さん : キキ, あなたまたお父さんのラジオ持ち出したの?
(奇奇,你又拿了爸爸的收音机了吗?)
キキ : ね, いいでしょう. ト-ラさん, こんにちは. あたし、きめたの, 今夜にするわね. (没关系。多拉婆婆您好。我决定了,今晚出发。)
母さん : だって, あなた, 昨夜は一月延ばすって!
(但是,你昨晚不是说要推迟一个月吗?)
キキ : 次の満月が晴れるかどうかわからないもの. あたし, 晴れの日に出発したいの! (下个满月也不知道会不会是晴天。我想在晴天出发。)
母さん : あ, 待ちなさい! キキ!! あっ! ああ„„
(啊,等一下!奇奇!啊...)
ト-ラ : 出掛けるって, 魔女の修行のこと?
(要出发了,是魔女修行的事吗?)
母さん : ええ, 古いしきたりなんです. 魔女になる子は13歳なったらうちを出るってゆう.
(嗯,这是古老的规矩。成为魔女的孩子在13岁时必须离家远行。)
ト-ラ : 早いもんだね~. キキちゃんがもうそんなになるんだね~.
(真快呀。小奇奇都已经到了这个年龄了。)
母さん : でもあの年で一人立ちなんて, 今の世にあいませんわ.
(但是在这个年龄就独立,与当今的社会不合。)
ト-ラ : あなたがこの街に来た日のことをよ-く憶えてますよ. 13歳の小さな女の子がほうきに乗って空から降りて来たわ. 目をキラキラさせて, ちょっと生意気そうで„
(我还记得你刚来到这条街上的事。13岁的小女孩,骑着扫帚从天而降。眼睛闪闪发光,稍微有点自负。)
母さん : でも, あの子ったら空飛ぶことしか覚えなかったですよ. この薬も私の代でおしまいですわ.
(但是,那个孩子仅仅知道如何在天上飞而已。这个药也是到我这一代就快绝迹了。)
ト-ラ : 時代のせいですよ. 何もかも変わってしまう. でもあたしのリュ-マチにはあなたの薬が一番効くわ.
(时代的关系呀。什么事都变了。可是治疗我的风湿症,还是你的药最管用。)
母さん : うふふ„
(哈哈)
[キキの部屋]
キキ : あら, あんなに急かせたくせにいざとなったらぐずつくのね.
(咦,你不是一直吵着要走的吗?怎么又迟疑了。)
ジジ : 違うよ. 旅立ちはもっと慎重に厳かに行うべきだと思うんだよ.
(不是啊。我只是认为出发旅行要谨慎和严格一点。)
キキ : そして一月延ばしてすてきなボ-フレンドが現れたらどうするの? それこそ出発できやしないわ.
(不过推迟一个月,如果我有了男朋友怎么办?那时才真的无法动身呢。)
ジジ : どうなることやら, 心配だね. 定めたらすぐの人だから.
(不管怎样做,都令人担心。你是个说做就做的人。)
キキ : あら, そう. あたしは贈り物の蓋をあける時みたいにワクワクしてるわ. (是吗?我可是兴奋得很,就像打开礼品盒的盖子一样。)
は, お父さん! あたし, 今夜立つことにしたの!
(哈,爸爸!我今晚就要自立了!)
父さん : なんだって?
(你说什么?)
キキ : さっき定めたの!
(刚刚决定的!)
父さん : だって, ほら! 来周キャンプに行く道具借りて来たのに!!
(但是,我已经把下周去露营的用具借来了!)
キキ : ごめんなさい!
(对不起!)
父さん : あ, これは, いかん! ああっ!
(啊,这个,不行!啊!)
父さん : (電話で) ありがとう. じゃ, お待ちしてます. オキノです. 今夜キキが出すことになりまして„ええ, そうです.
(谢谢。那么,在此恭候了。我是欧吉诺。今晚奇奇就要出发了。嗯,是这样。)
母さん : よさそうね.
(很不错。)
キキ : せめてコスモス色ならいいのにね.
(要是大波斯菊色就好了。)
母さん : 昔から魔女の服はこうって定まってるのよ.
(从古代开始,魔女的衣服就一直是这样的。)
キキ : 黒猫に黒服で真っ黒黒だわ.
(黑猫和黑衣服,全是黑的。)
母さん : キキ, そんなに形に拘らないの. 大切なのは心よ.
(奇奇,不要对外表过分在意。心灵才是最重要的。)
キキ : わかってるわ. 心の方はまかしといて! お見せできなくて残念だわ.
(知道了。心灵方面没有问题,只可惜不能让你看见。)
母さん : そしていつも笑顔を忘れずにね?
(还有,不要忘记了笑容。)
キキ : は--い.
(好。)
母さん : 落ち着く先が定まったらすぐ手紙を書くのよ.
(等你有了安身的地方,记得马上写信回来。)
キキ : お父さん! あのラジオをちょうだい? ねえ, ラジオはいいんでしょう. やった! (爸爸!那个收音机给我好不好!收音机可以吗?太好了!)
父さん : はは, とうとう取られたな. どれ, 私の小さな魔女を見せておくれ. (哈哈,终于被你抢走了。那么,让我看看我的小魔女。)
キキ : うふふふ„
(嘻嘻)
父さん : 母さんの若い頃によく似てる.
(跟妈妈年轻时一模一样。)
キキ : おと-さん, ね, 高い高いして, 小さい時みたいに!
(爸爸,把我高高地举起来好不好?像小时候一样。)
父さん : ようし.
(好!)
キ&オ : あははははは---„
(哈哈哈...)
父さん : いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう„うまく行かなかったら帰って来ていいんだよ.
(不知不觉你已经长这么大了。如果在外面不顺利,还可以回来。)
キキ : そんなことに, なりませんゆ--だ!
(那种事,不会发生!)
キ&オ : あははははは---„
(哈哈哈...)
父さん : いい街が見つかるといいね.
(要找到适合自己的街道。)
キキ : うん.
(嗯。)
[夜?庭]
男子 : 自分で住む街を見つけるなんて大変だね.
(找到适合自己居住的街道很麻烦。)
女子 : 大丈夫よ, キキちゃんなら.
(小奇奇不要紧。)
少女A : ねね, どんな町にするの?
(喂,要找怎样的城市?)
少女B : 大きな町?
(很大的吗?)
キキ : うん, 海の見えるとこ捜すつもり.
(嗯。要找个能看见海的地方。)
少女達 : うわあ~~ うらやましいの~~
(哇,真羡慕)
キキ : あたし修行に行くのよ. よその町で一年頑張らないと魔女になれないんだから. (我是去修行的。不在外面的城市努力奋斗一年,就不能成为魔女。)
少女A : でも, デゖスコ あるでしょう?
(但是,那里有迪斯科吗?)
一同 : ククッ, ウハハハ~~~
(哈哈哈...)
母さん : キキ, 時間よ.
(奇奇,时间到了。)
キキ : は--い!
(好!)
母さん : あなたそのほうきで行くの?
(你想坐这个扫帚去吗?)
キキ : うん. 新しく作ったの. 可愛いでしょう.
(嗯,我新做的,很可爱吧?)
母さん : 駄目よ, そんな小さなほうきじゃ. お母さんのほうきを持って行きなさい. (不行啊,这么小的扫帚。还是坐妈妈的扫帚去吧。)
キキ : やだ, そんな古いの.
(不好,太旧了。)
母さん : だからいいのよ. よ-く使いこんであるから. 嵐にも警かずに飛ぶわ. ね, そうしなさい.
(所以才适合你。用起来很好。即使在风暴中飞行也没问题。来,听话。)
キキ : せっかく苦力して作ったのに„. ね, ジジ.
(这是我辛辛苦苦才做成的。是吧基基?)
ジジ : ぼくもお母さんのほうきがいいと思う.
(我也认为妈妈的那个比较好。)
キキ : 裏切者(うらぎりもの)!
(背叛者!)
ト-ラ : キキちゃん, 町の暮らしに慣れたら自分のを作ればいいんじゃない?
(小奇奇,你在自己的城市住习惯以后再自己做不就行了吗?)
キキ : うん„
(嗯...)
母さん : 気をつけて!
(小心一点!)
父さん : しっかりね.
(努力吧。)
キキ : 行って来ます---!!
(我走了!!)
少女達 : Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! うわあ~~っ!! (GO GO 奇奇!!GO GO 奇奇!!哇...)
母さん : 相変わらずヘタね.
(还是那么笨手笨脚的。)
父さん : 大丈夫だ. 無事に行ったようだよ.
(不要紧,已经平安飞走了。)
男子 : あの鈴の音もとうぶん聞けないんだな.
(那个铃声暂时听不到了。)
[上空]
ジジ : どっちへ行くの?
(到哪里去?)
キキ : 南よ, 海の見える方!ジジ, ラジオ つけて! 今 手がふさがってるの! 早く!! (南方,能看见海的地方!基基,打开收音机!现在我的手被占住了!快点!)
★《魔女宅急便》剧本(2)
キキ : こんばんは.
(晚安。)
先輩魔女 : あら, あなた新人?
(啊,你是新来的?)
キキ : はい, 今夜出発したばかりです!
(是,今晚刚刚出发。)
先輩魔女 : その音楽とめてくだされない? あたし静かに飛ぶのが好きなの.
(能不能把音乐关掉?我喜欢安静的飞行。)
キキ : あ, あの, 知らない街に住みつくって, 大変ですか?
(啊,住在自己不了解的地方,很辛苦吗?)
先輩魔女 : それはね, いろいろあったわ. でもあたし, 占いができるのでまあまあやってるわね.
(是啊,很多麻烦事。不过,我会算命,所以还算过得去。)
キキ : 占(うらな)い?
(算命?)
先輩魔女 : 近頃は恋占いもやるのよ.
(最近很流行恋爱算命。)
キキ : はあ~~
(哈)
先輩魔女 : あなた何か特技(とくぎ)あって?
(你有什么特技吗?)
キキ : えっ, いいえ, いろいろ考えてはいるんですけど„
(咦,没有,虽然我会做很多事。)
先輩魔女 : そう. あたしはもうじき修行があけるの. 胸を張って帰れるので嬉しいわ. あの町があたしの町なの. 大きくはないけどまあまあってところね. あなたも頑張ってね.
(这样。我的修行就快结束了。能够衣锦还乡真高兴!那座城市就是我的城市。虽然不太大,但是很不错。你也要加油啊。)
キキ : はいっ!!
(是!)
先輩魔女 : じゃあね.
(再见。)
ジジ : やな 感じ. あの猫 見た? べ~~~„
(令人生厌的家伙,看见那只猫了吗?呸...)
キキ : 特技か„„きゃあああ~~!! 何よ あの天気予報は!!
(特技...啊!天气预报真是鬼话连篇!)
ジジ : だめだよ, 貨物列車だもん!
(不行啊,那是货物列车!)
[貨物列車の中]
キキ : 雨がやむまで 一休みしよ.
(雨停之前先在这里休息一下。)
ジジ : 叱られないかな.
(不会挨骂吗?)
キキ : 見つかればね.あ~, びしょ濡れ.
(如果被发现当然会。啊,都湿透了。)
ジジ : ここ 揺れない?
(这里会不会摇晃)
キキ : あはは, いいにおい~~!
(哈哈!真香!)
[翌日 朝]
キキ : うあ, あ, ははは, うふっ, „ ごめん, あなた達のご飯って知らなかったの. (啊,哈哈...对不起,我不知道这是你们的食物.)
はあ~~, ジジ, 海よ海!! すごい~~! 初めて!
(基基,大海呀!真厉害!第一次看见!)
ジジ : なんだ, ただの水たまりじゃないか.
(什么,不过是普通的蓄水池吗。)
キキ : あ, 見て見て!! 大きな町! あの町に魔女いるかしら.
(啊,看见了!好大的城市,不知道那里有没有魔女。)
ジジ : さあね.
(可能吧)
キキ : 行くよ!
(走吧!)
[上空]
キキ : ジジ, くっついてる?
(基基,抓紧了吗?)
ジジ : ああ.
(啊。)
キキ : 見て~! 海に浮かぶ町よ! 時計塔よ! あたし, こんな町に住みたかったの. (快看!浮在海上的城市!钟楼!我想住在这样的城市里。)
ジジ : でももう他の魔女がいるかも知れないよ.
(但是不知道有没有其他的魔女。)
キキ : いないかも知れないわ.
(也可能没有啊!)
[街の上]
キキ : すごいね~!
(好棒!)
ジジ : ちょっと大きすぎるよ, この町.
(这个城市好像太大了。)
時計員 : ああ, 魔女とは珍しいな.
(啊,魔女真少见啊。)
キキ : おはようございます! あの, この町に魔女がいますか?
(早上好!请问,这座城市里有魔女吗?)
時計員 : いや, 近頃はとんと見かけんな.
(没有,最近几乎看不到了。)
キキ : 聞いた? この町にする! おじいさん, ありがとう!!
(听见了吗?就是这里!老爷爷,谢谢!)
時計員 : いや.
(没什么。)
[大路の上]
ジジ : ほんとにおりる気?
(真的要落在这里?)
キキ : もちろんよ.
(当然。)
人達 : おお, うわああ~~!!!
(哦!哇...)
ジジ : みんな見てるよ.
(大家在看我们。)
キキ : 笑顔よ. 第一印象を大事にしなきゃ.
(保持笑容!第一印象很重要!)
キキ : あの, あたし, 魔女のキキです. こっちは黒猫のジジ. お邪魔させていただきます! あたしこの町に住ませていただきたいんです. きれいだし, 時計塔も素敵だし.
(我是魔女奇奇。这位是黑猫基基。多多打扰了。我想住在这座城市里。这里很美,钟楼也很棒。)
女子 : そう? 気に入ってもらってよかったわ.
(是吗?你能喜欢真是太好了。)
警察 : 君君, 道路に飛び出しちゃ駄目じゃないか. 危く大事故になるところだ. 街中を飛び回るなんて, 非常識きわまりない.
(你你!不能在道路上乱飞!刚才差点造成危险的事故!不能在城市里面到处飞行,这是基本的常识!)
キキ : でも, 私は魔女です! 魔女は飛ぶものです!
(但是,我是个魔女!魔女就是要飞的!)
警察 : 魔女でも交通規則は守らなければいかん. 住所と名前は?
(就算魔女也不能不遵守交通规则!你的住址和姓名?)
キキ : 家(いえ)に連絡するの?
(要跟家里联络?)
警察 : 君は未成年者だろう? 必要があればそうすることもある.
(你还是未成年人!如果必要的话,就要这样做。)
トンボ : 泥棒~~ 泥棒~~
(抓贼!抓贼!)
警察 : おっ!
(噢!)
トンボ : 泥棒~~
(抓贼!)
警察 : 君はここにいたまえ!!
(你在这里不要走!)
ジジ : キキ„
(奇奇...)
トンボ : ねね, ね, うまく行っただろ? 泥棒って言ったの僕なんだぜ.
(喂喂,刚才干得不错吧?大喊抓贼的人就是我。)
君, 魔女だろ. 飛んでるところを見たんだよ. ほんとにほうきで飛ぶんだね~. (你是魔女吧?我看见你飞了。真的是坐扫帚在天上飞!)
ね, そのほうき ちょっと見せてくれない?
(那扫帚给我看看好不好?)
少年 : トンボ!! 朝っぱらから軟派(なんぱ)かよ!
(蜻蜓!一大早就泡女生吗?)
トンボ : バ~カ!! ははは~„
(笨蛋!哈哈)
頼むよ. ちょっとだけ. ね, いいだろ.
(拜托,看一看就好。嗯?行不行?)
キキ : 助けてくれてありがとう. でもあなたに助けてって言った覚えはないわ. それにきちんと紹介もされてないのに女性に声を掛けるなんて失礼よ. ふん!
(谢谢你救了我,但是我并没有请求过你的帮助啊!没有经过正式介绍就来跟女性聊天太没礼貌了!哼!)
トンボ : お„ さすが魔女だな. 僕の婆ちゃんみたいだ.
(噢!不愧是魔女,跟我奶奶一样!)
キキ : ついて来ないで!
(不要过来!)
トンボ : おお„ ああっ, かっこいい~~!!
(噢...帅呆了!)
[ホテル]
プロント : お泊り? どなたか保護者の方はいらっしゃらないのですか?
(要住宿?但是你的保护人来了没有?)
キキ : 私は魔女です. 魔女は13歳で 一人立ちをするんです.
(我是魔女,魔女从13岁开始就要自立了。)
プロント : では身分証明書などを„„
(但是你的身份证明...)
キキ : けっこうです.
(不麻烦你了。)
[公園]
ジジ : 食べないの?
(不吃吗?)
キキ : ほしければ ジジにあげる.
(你想要就都给你。)
ジジ : もう夕方になっちゃうね.
(天都快黑了。)
キキ : 行きましょう.
(走吧。)
[パン屋の前]
ジジ : 別の町を捜そうの. 大きくてももっといい町があるよ, きっと„
(还是去其他城市找找吧。大城市也行,一定会有更好的城市...)
オソノ : 奥さん! 忘れ物!! 奥さん!! ああ, 困ったね. これがないとあの子大泣きするんだよ.
(太太!东西掉了!太太!啊,不好办,没有这个,那孩子一定会哭个不停。)
お客さん, 悪いけど待ってて. これ届けて来るから.
(客人们,对不起请稍侯。我去去就来。)
キキ : あの, あたしでよければ届けましょうか.
(请问,让我去送好吗?)
オソノ : ええ? でも.
(咦?可是...)
キキ : あそこを曲った乳母車の人でしょう.
(是不是那边拐弯处推婴儿车的?)
オソノ : じゃ, 頼むわ. 悪いね.
(那么拜托了。不好意思。)
キキ : いいえ. ジジ, 行くよ!
(没关系。基基,我们走!)
オソノ : ええ„ おおっ, わあ~~„
(咦?哇...)
キキ : パン屋さんに頼まれました. 忘れ物です.
(面包店店主托我送来的。您忘掉的东西。)
赤ん坊 : ウワゕゕゕ~~~---„
(哇哇...)
赤ん坊母 : ウフッ.
(呼)
キキ : ははは~~„
(哈哈哈...)
[パン屋]
オソノ : ありがとう, お待ちどおさま, いつものね. あ, ご苦力さん, 入って待ってて. ありがとう, お待ちどおさま, はい, どうも, 気を着けてね.
(谢谢,久等了。跟平常一样?啊,辛苦了,进去等一下。谢谢,久等了。是。多谢。小心点。)
警いちゃったよ. あんた, 空飛べるんだね.
(刚才吓了我一跳。你居然飞上天了。)
キキ : この手紙を預かって来ました.
(那人要我转交的信。)
オソノ : あの人のサンじゃない. おしゃぶり受け取りました. ありがとう. (不是那个人的字条吗?奶嘴收到了,谢谢。)
キキ : じゃ あたしはこれで.
(那么我告辞了。)
オソノ : ああ, 待って. ね, ちょっとよってかない? お礼もしたいしさ. こっちよ.座って. コ-ヒ-がいい?
(等一下。那么,让我招待你一下行吗?要好好谢谢你。这边。请坐。喝咖啡吗?)
キキ : はい. ありがとう.
(好。谢谢。)
オソノ : 君はこれ.
(这是你的。)
なるほどね. 自分の町を見つけるってわけか.
(原来如此。你在寻找自己的城市吗?)
キキ : この町の方(かた)は魔女がお好きじゃないみたいですね.
(好像这座城市的人不太喜欢魔女。)
オソノ : 大きい町だからね. いろんな人がいるさ. でもあたしはあんたが気にいったよ.で, 泊るところは定まったの?
(因为这是大城市,什么样的人都有。有什么事就跟我说。那么,已经找到住处了吗?)
キキ : „„
オソノ : なんだ, そうなら早く言えばいいのに. うちに空部屋があるから使っていいよ. (是吗?为什么不早说。我这里正好有空屋,请好好使用。)
キキ : 本当ですか, 奥さん!?
(真的吗?太太?)
オソノ : ははは---, 奥さんじゃないよ. ここらじゃ パン屋のオソノで通ってるんだよ. (哈哈,别叫我太太。我是面包房的欧索娜。)
キキ : あたしキキです. こっちは黒猫のジジ!
(我叫做奇奇。这是黑猫基基。)
[別館 楼]
オソノ : ちょっと汚いけど 好きにしていいから.
(虽然有点脏,但可以放心使用。)
キキ : はい.
(是)
オソノ : 水とトレは下よ. なんかあったら遠慮なく言いなさい.
(水和厕所在下面。有什么麻烦事尽管说出来。)
キキ : ありがとう.
(谢谢。)
ジジ : 粉だらけだね.
(到处都是灰尘!)
キキ : うん.
(嗯)
ジジ : ぼくあしたになると白猫になってると思うよ.
(到明天我就变成白猫了。)
キキ : ジジ, 海が見えるよ.
(基基,可以看见海。)
ジジ : 明日他の町を捜す?
(明天还要寻找其他城市吗?)
キキ : „„
ジジ : お? ちぇ ちぇ, きどってやんの.
(噢?切,切,神气什么!)
キキ : あたしもうちょっとこの町にいるわ. オソノさんのようにあたしのこと気に入ってくれる人が他にもいるかも知れないもの.
(我暂时就住在这座城市里吧。也许还会出现其他的像欧索娜太太那样关心我的人。)
★《魔女宅急便》剧本(3)
[翌日 朝]
キキ : 電話を引くのっていくらすると思う?
(你看装电话需要多少钱?)
ジジ : 電話?
(电话?)
キキ : そう. お店開くの.
(是啊。我要开店。)
[製パン室]
キキ : おはようございます.
(早晨好。)
オソノ : おはよう. よく眠れた?
(早安。睡得好吗?)
キキ : ええ, いいにおいね. 手伝っていい?
(嗯,睡得很香。要帮忙吗?)
オソノ : うん.
(嗯。)
オソノ : 宅急便(たっきゅうびん)ね.
(宅急便吗?)
キキ : あたし空を飛ぶしか能(のう)がないでしょう. だからお届け屋さんってどうかなって.
(我只有飞行这个专长,所以想从事运输的工作。)
オソノ : 面白いよ, 空飛ぶ宅急便てわけね. 考えたね. あの部屋使ってもいいからね. (有意思,空中飞行的宅急便。我考虑一下。你可以使用那房间。)
キキ : ほんと!? 嬉しい! 電話を引こうと思ってるの.
(真的?太好了!我还想装个电话。)
オソノ : お金が掛かるじゃない?
(花钱不会太多吗?)
キキ : すこしなら持って来たの.
(只带来了一点。)
オソノ : もったいないよ.
(没有钱吗?)
ねえ, この店の電話を使いなよ. お客が着くまでが大変なんだからさ. あたしこんなおなかだから、あんたは時時店番やってくれれば部屋代と電話代なしってのでどう? ついでに朝御飯も付ける!
(你可以使用店里的电话。客人到来之前会很辛苦,我又带着这个大肚子,如果你能经常帮忙照料一下店面,住宿费和电话费就可以免了,而且还管你的早饭。)
キキ : はあ, ありがとう!! あたし, うんと働くね!
(哈,谢谢!我一定努力工作!)
オソノ : うあ!
(噢!)
キキ : オソノさんっていい人ね.
(欧索娜太太真是个好人!)
オソノ : ははは----
(哈哈...)
[キキの部屋]
キキ : ジジ, 終ったよ. お買物に行こう.
(基基,干完了。买东西去。)
ジジ : 飛び出しちゃ駄目だよ. 舎じゃないんだから.
(不能这样横冲直撞,这里不是乡下。)
キキ : わかってるわよ. ついよ つい.
(我知道,刚才忘了)
少女達 : あははは--„ ききっ~„
(啊哈哈哈)
キキ : もうちょっと素敵な服ならよかったのにね.
(如果有一件更漂亮的衣服会好些。)
キキ : 暮らすって物要りね.
(需要很多东西。)
ジジ : キキ, 見て見て! お金 足りる?
(奇奇,快看!钱够吗?)
キキ : しばらくはホットケ-キで頑張るしかないわね.すてきね„
(只有暂时吃烤饼忍耐一下了。真漂亮...)
少女達 : あははは~!
(哈哈)
トンボ : ああ, 止めて止めて. 魔女子さん!! 今日は飛ばないの? なあ, 本当に黒い服着てるだろ. ねえ, ちょっと待ってよ, 魔女子さん!
(啊,停一下!魔女小姐,今天不飞了吗?你们看,她穿的是不是黑衣服?喂,等一下,魔女小姐!)
少女達 : あははは~!
(哈哈哈)
[パン屋]
オソノ : キキ, ちょうど よかった. お客さんよ.
(奇奇,你来得正好。有客人。)
キキ : え?
(咦?)
オゖノ : お届け物を頼みたいって言った人がいるの.
(是来请你帮忙送东西的客人!)
キキ : 本当? すぐ行きます. あ, 地図!
(真的?我马上就去!地图!)
オソノ : お店のお得意さんなの. あんたの話しが出たらちょうど いいからって. (这是本店的常客。我提起你的事时,她说正好要拜托。)
マキ : 可愛い魔女さんね.
(可爱的魔女小姐。)
キキ : キキと言います.
(我叫做奇奇。)
マキ : これを届けてほしいんだけど. 夕方までに間に合うかしら.
(需要送的就是这个,但是不知道傍晚前能不能送到?)
キキ : はい!!
(能!)
マキ : 甥(おい)の誕生日のプレゼントなんだけと, 急に仕事が入って行けなくなっちゃったのよ.
(这是外甥的生日礼物,不过我突然有些急事不能去了。)
キキ : どちらへ お届けしましょう?
(要送给哪一位?)
ジジ : ぼくがいる.
(这个猫玩具很像我。)
マキ : ちょっと遠くないかしら?
(是不是远了点?)
キキ : まっすぐ 飛べますから.
(我可以直接飞过去)
マキ : お礼はいかほど?
(报酬是多少呢?)
キキ : え, まだ 定めてないんです.
(这个我还没想好。)
マキ : これで どうかしら?
(这些够不够?)
キキ : こんなにたくさん!? ありがとうございます!!
(这么多?谢谢你!)
トンボ : あっ, うわあ---!! それっ! すごいな~~!!
(啊,哇!那边!真厉害!)
オソノ : あたしも飛べたらね.
(我也想飞。)
トンボ : おばさん, あの子知ってるの?
(太太认识那个孩子吗?)
[上空]
ジジ : キキ, どこまで登るつもり?
(奇奇,你到底要飞多高?)
キキ : 仕事初めだもの, おまわりさんに邪魔されたくないじゃない?
(这是第一次的工作,我不想让警察取缔。)
ジジ : ぼくはまた天使にお届けものをするのかと思ったよ.
(我还以为你要送到天使那里去呢。)
キキ : あの岬(みさき)の向こうだわ. 行くわよ!!
(就是那个海湾。我们走!)
ジジ : わあっ!
(哇!)
キキ : ジジ, あたしこの町気に入ったわ!
(基基,我开始喜欢这个城市了!)
ジジ : 安心するのはご用事!
(但也要安心工作呀!)
キキ : これで お母さんに手紙を書けるもの!
(现在我可以给妈妈写信了!)
キキ : 雁(かり)の群(むれ)よ, すてき--!! あたし達と同じ方向に行くんだわ. (一群大雁,真好!前进方向跟我们一样!)
あははは~„„ どうしたのかしら?
(哈哈...怎么了?)
ジジ : 風が来るって.
(它们说要起风了。)
キキ : え?
(咦?)
ジジ : 高く高く登ろうって.
(要飞到很高很高的地方。)
キキ : きゃあっ!! 大変!!
(哎呀!不好了!)
[森]
キキ : はあ!! いけない! ごめん, ごめん!! 許して, あなたの卵をねらったんじゃないのよ! はあ, 怖かった.
(啊!不行!对不起,对不起!请原谅,我不是要打你蛋的主意!好可怕)
ジジ : キキがいけないんだよ. せっかく雁が風だと教えてくれたのにさ.
(都是你不好,大雁特地来告诉我们要刮风的。)
キキ : ほんとね. すごいね~. あの風を使ってあんなに高くへ登ってる!
(真的呀,厉害。借助风力可以飞到那么高的地方。)
ジジ : キキ!!
(奇奇!)
キキ : うん?
(嗯?)
ジジ : いなくなっちゃってる!!
(礼物不见了!)
キキ : ほんと!? 大変!!
(真的!不好!)
ジジ : 落ちた時かな!
(一定是刚才掉的!)
キキ : うん!!
(嗯!)
ジジ : 卵泥棒がまた来たって言ってるよ.
(它们说偷蛋贼又来了。)
キキ : そんな„ どうしよう? うわあっ!!うああ, ほうきを!! やめて, やめなさい!! こら, やめて!!
(那样...怎么办?啊,在咬扫帚!不要,不要这样!快停下来!)
キキ : 困ったな. まだ騒いでるわ„„
(不好办了。它们还在骚动。)
ジジ : あ--あ. 魔女も落ちぶれたものだよ. 烏(からす)は魔女の召使(めしつかい)だったのにさ.
(啊,你这个魔女真是落魄。乌鸦应该是魔女的使者才对。)
キキ : それは大昔のことでしょう!
(那是很久以前的事情了!)
ジジ : 日が沈んでからそっと近付いて捜すしかないね.
(只能等太阳下山后再偷偷地找了。)
キキ : 約束の時間に遅れちゃうわ. ジジ, こうなったら最後の手段よ!
(可是会超过约定的时间!基基,只好用最后的手段了!)
ジジ : 見つかっちゃうよ~~!
(会被发现的!)
キキ : お願い, 捜したらすぐ助けに行くから.
(拜托,找到的话我马上去救你。)
ジジ : あのうち.
(那一家。)
キキ : うん. 動いちゃ 駄目よ.
(你千万不要动。)
ジジ : 息は?
(呼吸呢?)
キキ : できるだけしないで.
(尽量不要呼吸。)
[ケトん家]
ケト : あ, おばちゃんのプレゼントだ. 変なの. あははは, ははは--„
(啊,阿姨送我的礼物!好奇怪。哈哈)
母 : 遅かったね. 妹から電話があって待ってたのよ.
(你迟到了。妹妹打过电话后我们就在等你了。)
キキ : すみません. サンをお願いします.
(对不起。请签名。)
子供 : お母さん, カナリゕ移してもいい?
(妈妈,金丝雀换过来可以吗?)
母 : いいわよ. 逃さないように気を着けてね.
(可以。小心别让它跑了。)
ケト : うん!
(哇!)
キキ : ありがとうごさいました!
(多谢了!)
ケト : おとなしくしな, ピチ. こら, だめだよ, にげちゃ.
(乖乖,过来。听话。不行,会逃掉。)
ジジ : キキ, 早く~!
(奇奇,快来...)
★《魔女宅急便》剧本(4)
[森]
キキ : 困ったわ, この辺(へん)のはずなんだけど„„ はあ, あった!
(麻烦了,这边也没有。啊,找到了!)
ごめん ください! どなたかいらっしゃいませんか?
(有人在家吗?谁住在这里?)
ごめん ください!
(有人在家吗?)
ウルスラ : は-い!! 今 手が放せないの! 上がって来てくれる?
(在家!现在我很忙!你到上面来!)
キキ : はっ!!
(啊?)
ウルスラ : 何?
(什么事?)
キキ : あの, 窓のとこにあるぬいぐるみの黒猫, あたしが落としたものなんです. (那个,窗户旁边的那个布做的黑猫,是我掉在这里的。)
ウルスラ : いい子ね, 動かないでね.
(对乌鸦:好孩子,不要动。)
さき森で拾ったのよ.
(对奇奇:刚才从森林捡来的。)
キキ : あの, 返してくださいますか?
(请还给我好不好?)
ウルスラ : ちょっと待って, 今 いいとこなの. すてきよ~ あんた美人(びじん)だね. (等一下。我现在很忙。不错,你这只乌鸦真是个美人。)
[丸木の小屋の中]
ウルスラ : なんだ, そうならそうと早く言えばいいのに. ちょっと気に入ってたんだ. (什么呀,你早点说出来就好了。我也有点喜欢它了。)
キキ : すみません. はあ! やぶけちゃってる„„
(对不起。啊!这里破了!)
ウルスラ : 烏達の仕業ね. あの時騒いでたから.
(乌鸦们干的。那时它们骚动很厉害。)
キキ : どうしよう, お客さまの物なのに„„
(怎么办?是客人的东西...)
ウルスラ : ね, 交換条件てのどう?
(来个交换条件如何?)
ウルスラ : 13歳で 一人立ちね. いいね, あたしそういうの好きよ.
(你十三岁就独立生活,了不起。我喜欢这样的人。)
キキ : あの, 直ります?
(那个,修得好吗?)
ウルスラ : まかせとけって!
(交给我好了。)
[ケトの家]
母 : ケトちゃん! ケト! 早くお風呂に入りなさい! 客さんがじきに見えるわよ. ケト!! (凯特!凯特!快去洗澡!客人就要来了。凯特!)
[森]
ウルスラ : できた!!
(行了!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : さ, 急いで ジジ君を助けに行きな.
(好,快去就基基君吧。)
キキ : でもまだ 片付けない„
(但是我还没干完...)
ウルスラ : もう十分だよ. さ 行った行った!
(已经够好的啦。快去吧!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : ふふ„
(嘻嘻)
[ケトの家]
ケト : ほんとにジェフってかわってるよ.
(杰夫真的变了。)
皆 : はははは--„„
(哈哈)
母 : おかしいのよ, ジェフったら猫のぬいぐるみがすっかり 気に入っちゃって放さないの.
(奇怪,杰夫好像很喜欢那个布猫玩具,一直都不肯放开它。)
父 : 小犬だと思ってるんじゃないかな.
(也许它认为那是小狗吧。)
婆さん : マキが聞いたら怒るわね.
(玛姬听了会不会生气?)
皆 : ハハハ---„„
(哈哈)
ケト : いいんだ, ジェフにあげるんだよ, ぼく.
(没关系,我送给杰夫好了。)
母 : マキおばちゃんに手紙書いたら?
(你要给玛姬阿姨写信。)
ケト : うん.
(嗯。)
婆さん : ジェフもすっかり年を取ったからね. やさしくしてあげるんだよ, ケト. (杰夫的年纪实在太老了。凯特你要好好待它。)
ケト : でも寝てばかりいるよ.
(但是它已经睡觉了。)
婆さん : そうだね.
(是啊。)
母 : ケト, ジェフが出たがってるわ. 開けてあげて.
(凯特,杰夫想出去了。你去开门。)
ケト : はい. すんだら自分で締めるんだよ.
(好。回来时要自己关上门。)
キキ : ジジ!
(基基!)
ジジ : 遅いよ~~~!!
(太慢了)
キキ : ごめんね.
(对不起!)
ジジ : あの人が助けてくれたんだよ. ぬいぐるみを届けてくれるって.
(是它救了我。它说愿意帮你把猫玩具送进去。)
キキ : お願いできますか.
(那就拜托了。)
[上空]
キキ : まだ体おかしい?
(身体还奇怪吗?)
ジジ : おなか減った.
(肚子饿了。)
キキ : ほんとね. あたしもクタクタ. でもすてきな 一日だったわ.
(真的。我也肚子咕咕叫了。但是今天真美好。)
そうだ, ぬいぐるみを見つけてくれた人がね, あたしをモデルに絵を画きたいって. (对了,那个发现猫玩具的人,想让我当模特来画像。)
ジジ : ヌ-ド?
(裸体画?)
キキ : バカ!
(胡说!)
[昼?パン屋]
キキ : ひまね.
(真无聊。)
ジジ : あ, 駄目だよ. 店番中なのに.
(不行啊,看店的时候怎么能这样?)
キキ : だってお客さん ちっとも来ないんだもん.
(但是客人也不来呀。)
ジジ : もうすぐこむ時間になるよ.
(很快就会到拥挤的时间了。)
キキ : 違うの. お届けもののお客さん. ジジ, このまま ずっとお客さんが来なくてお婆さんになるまで 毎日毎日まい---にちホットケ-キばかりだったらどうしよう.
(不是,是委托送货的客人。基基,如果客人一直都不来的话,我们每天每天一直等,等成老太婆,每天吃烤饼,怎么办?)
ジジ : ぼくホットケ-キ好きだよ. 焦げてなきゃ.
(我很喜欢烤饼,只要不烤焦。)
キキ : 猫って気楽ね. いまにホットケ-キみたいに真ん丸くなっても知らないから. 素敵ね, フゔッション デサナ- なんだって.
(当猫真轻松。那让你现在就吃烤饼吃个饱!真漂亮,听说她是个时装设计师。)
ジジ : あそこんちの猫 嫌いだよ. やたらきどってるんだもん.
(我讨厌那家的猫。神气兮兮的)
キキ : はい, グウチョキ パン店です. え, はい, やってます! ジジ, お客よ, お客! (你好,这里是面包店。咦?是!好!基基,有客人!)
4時半にお宅に伺うんですね. 畏まりました. ご住所を受けて貰います.
(4点半到府上是吗?知道了。请说出您的住址。)
はい, はい, 青い屋根のお宅ですね. はあ, ありがとうございます. 必ずお伺いします. (是,是。青色屋顶的房子吗?好,谢谢。一定照办。)
トンボ : やあ. ください! これ.
(请把这个拿给我。)
キキ : ありがとうございます.
(谢谢。)
トンボ : 頼むから怒らないで聞いてよ. 今日, 僕らのクラブのパ-テゖがあるんだ. 飛行クラブって言うんだけど, ぜひ 君に来てほしいんだよ. これ, 招待状. まじめな集まりなんだよ. へえ, みんな君の話を聞きたがっているんだ.
(拜托不要一见我就生气吗!今天我们俱乐部有个聚会,是飞行俱乐部!我们都希望你能来。这个是请柬。真正的集会!大家都听说过你的事了。)
キキ : はっ, いらっしゃい.
(您好,欢迎光临。)
おじさん : ここで配達をやっとると聞いたんだが.
(听说这里帮忙送货是吗?)
キキ : は, はい! お届け物ですか?
(是。要送东西吗?)
おじさん : こいつを大急ぎで運んでくれないかね.
(这个东西请尽快送出去。)
キキ : お預かりします. うっ!
(交给我吧。嘿!)
おじさん : 大丈夫かい?
(不要紧吗?)
キキ : ええ.
(不。)
トンボ : 手伝うか?
(要帮忙吗?)
キキ : いい.
(不了。)
トンボ : 6時に迎えに来るからそれまでに決めといてね. じゃあ!
(6点钟我会来接你,要记住这个约定。再见。)
キキ : あ!
(啊!)
おじさん : いくらだね?
(多少钱?)
キキ : あ, あの市内ですか, 市外でしょうか?
(市内还是市外?)
おじさん : 箱に書いといたんだが.
(箱子上已经写了。)
キキ : あ, すいません.
(对不起!)
キキ : オソノさん!! どうしょうパ-テゖの招待状を貰っちゃった!
(欧索娜太太!有人给了我聚会请柬,怎么办?)
オソノ : 素敵じゃない, 行って来なさいよ.
(不错呀,你去参加吧。)
キキ : でも, あたしこの服しか持ってないもん!
(但是。我只有这身衣服!)
オソノ : あら, そんなこと気にしてるの? それとってもいいよ. 黒は女を美しく見せるんだから.
(噢,原来你担心这个。不要紧的,女孩子穿黑衣服很好看。)
キキ : ほんと?
(真的?)
オソノ : 仕事は?
(工作呢?)
キキ : あ, 二つも はいってるんだ. もう4時だわ, 大変--!! すみません, 店番お願いします! ジジ!! ジジ!!
(啊,接了两个任务。已经四点了,不好!对不起!店里就拜托您了!基基!基基!)
オソノ : ふふ„
(哈哈)
★《魔女宅急便》剧本(5)
[上空]
ジジ : あんなにあの子のこと怒ってたのにパ-テゖへ 行くの?
(既然你讨厌那个孩子,为什么还要参加聚会?)
キキ : 声を掛けないで, 集中しないとこの荷物重いんだから. うっ, へっ, はあ, うっ, „
(不要出声,这个东西太重,我要集中精神。)
女子 : ありがとうございました.
(谢谢)
キキ : 急がなくちゃ! 次は4時半って約束なのよ.青い屋根よ.
(快一点!下一个是4点半的约定。青色的屋顶。)
[青い屋根の邸]
キキ : あの, お届け物のご依頼をお受けしたキキと申します.
(我是受委托来帮忙送货的奇奇。)
バ-サ : まあ, どうぞ. 時間どうりでしたね.
(快请进。来得真快。)
キキ : はい.
(是。)
バ-サ : 奥さま, 見えましたよ.
(夫人!看到了。)
老夫人 : あらあら, 大変. 困ったわね, もう約束の時間になってしまったの? (哎呀哎呀,不好,麻烦了。已经到约定的时间了。)
バ-サ : どうぞ.
(请。)
キキ : はい.
(是)
バ-サ : それ預かりましょう. 黒猫にほうき, 本当に曾祖母ちゃんの言ったとおりだわ. (这个给我吧。黑猫和扫帚,跟曾祖母说的一模一样。)
キキ : 魔女のキキと申します.
(我是魔女奇奇。)
老夫人 : まあまあ, かわいい魔女さんだこと.
(啊,真是可爱的魔女小姐。)
それがね, 届けて貰うはずの料理がまだ焼けてないのよ. ちっともオ-ブンの温度が上がらないの. おかしいわね. 駄目ね, 機械も人も年を取ると. 孫のパ-テゖに温かいお料理を届けて貰おうと思ったのよ. あたしの自慢の料理. にしんとカボチャの包み焼き. でも諦めましょう, 孫には電話で謝って置くわ. あなたには無駄足をさせてしまったわね. バ-サ, バ-サ, 魔女さんにお礼をお渡しして.
(是这样的,要送出去的料理还没有烧好。这个电烤炉的温度再也上不去了。真奇怪呀。不行,机器和人一样,老了就没用。我想把刚做好的热菜送到孙子的聚会上去。这是我拿手的料理,鲱鱼烤南瓜。但是办不到了。在电话里向孙子表示问候吧。对不起让你白跑了一趟。巴萨,巴萨,把魔女小姐的酬金拿来。)
バ-サ : は, はい.
(是。)
老夫人 : いいのよ, お約束のとおりにお渡しして.
(没关系。这是按约定应该给你的。)
キキ : 奥さま!
(夫人!)
老夫人 : そうさせてちょうだい. あなたのせいではないんだから.
(请安心收下吧。不是因为你的关系。)
キキ : あ, 奥さま, 私まだちょっと時間があるんです. そのオ-ブンは使えないのですか?
(啊,夫人,我还有点时间,那个炉子能用吗?)
老夫人 : え? ああ, これね. 昔はよくこれで焼いたけど, でもずいぶん使ってないから„
(咦?那个呀,虽然很早以前曾经用过,但是现在已经很久没有用了。)
キキ : 薪(たきぎ)のオ-ブンなら私もお手伝いできます. 舎で母に仕こまれました. (如果用烧柴的炉子,我可以帮忙。在乡下时妈妈也用过。)
バ-サ : そうは言っても大仕事よ.
(如果这样,很麻烦。)
老夫人 : 名案ですよ. 私は電気は嫌いだけど薪なら煖炉用のがあるし.
(不错的提议,我也讨厌电器,喜欢用烧柴的暖炉。)
キキ : やりましょう, 奥さま.
(开始干吧,夫人。)
★《魔女宅急便》剧本(1)
ラジオ : 西北のカリキゕ地方の天気予報を送りします.
(收音机:现在播送西北卡里吉亚地区天气预报。)
大陸より張出した高気圧によって天気は大体に回復に向かっています.
(由于大陆地区高压影响,天气正逐渐转好。)
今夕は西北西の風, 風力は3, 晴れ. 素晴らしい満月の夜になるでしょう.
(今夜风向西北西,风力三级,晴天,可能会是很好的满月之夜。)
明日は晴れでしょう. 明日後は晴れでしょう.
(明天将是晴天,后天也是晴天。)
次は生鮮食品市況を送りします. カリキゕ中央市場しがめ„
(下面播送生鲜食品市场情况。卡里吉亚中央市场调查...)
[つたで 覇われた家]
キキ : ジジ, 今夜に定めたわ! 出発よ!!
(奇奇:基基,就决定今晚出发了!)
キキ : お母さん!! はっ, いらっしゃい. お母さん, 天気予報聞いた? 今夜晴れるって. 絶好の満月だって!!
(妈妈!啊,欢迎光临。妈妈,听天气预报了吗?今晚是晴天,有很好的满月!)
母さん : キキ, あなたまたお父さんのラジオ持ち出したの?
(奇奇,你又拿了爸爸的收音机了吗?)
キキ : ね, いいでしょう. ト-ラさん, こんにちは. あたし、きめたの, 今夜にするわね. (没关系。多拉婆婆您好。我决定了,今晚出发。)
母さん : だって, あなた, 昨夜は一月延ばすって!
(但是,你昨晚不是说要推迟一个月吗?)
キキ : 次の満月が晴れるかどうかわからないもの. あたし, 晴れの日に出発したいの! (下个满月也不知道会不会是晴天。我想在晴天出发。)
母さん : あ, 待ちなさい! キキ!! あっ! ああ„„
(啊,等一下!奇奇!啊...)
ト-ラ : 出掛けるって, 魔女の修行のこと?
(要出发了,是魔女修行的事吗?)
母さん : ええ, 古いしきたりなんです. 魔女になる子は13歳なったらうちを出るってゆう.
(嗯,这是古老的规矩。成为魔女的孩子在13岁时必须离家远行。)
ト-ラ : 早いもんだね~. キキちゃんがもうそんなになるんだね~.
(真快呀。小奇奇都已经到了这个年龄了。)
母さん : でもあの年で一人立ちなんて, 今の世にあいませんわ.
(但是在这个年龄就独立,与当今的社会不合。)
ト-ラ : あなたがこの街に来た日のことをよ-く憶えてますよ. 13歳の小さな女の子がほうきに乗って空から降りて来たわ. 目をキラキラさせて, ちょっと生意気そうで„
(我还记得你刚来到这条街上的事。13岁的小女孩,骑着扫帚从天而降。眼睛闪闪发光,稍微有点自负。)
母さん : でも, あの子ったら空飛ぶことしか覚えなかったですよ. この薬も私の代でおしまいですわ.
(但是,那个孩子仅仅知道如何在天上飞而已。这个药也是到我这一代就快绝迹了。)
ト-ラ : 時代のせいですよ. 何もかも変わってしまう. でもあたしのリュ-マチにはあなたの薬が一番効くわ.
(时代的关系呀。什么事都变了。可是治疗我的风湿症,还是你的药最管用。)
母さん : うふふ„
(哈哈)
[キキの部屋]
キキ : あら, あんなに急かせたくせにいざとなったらぐずつくのね.
(咦,你不是一直吵着要走的吗?怎么又迟疑了。)
ジジ : 違うよ. 旅立ちはもっと慎重に厳かに行うべきだと思うんだよ.
(不是啊。我只是认为出发旅行要谨慎和严格一点。)
キキ : そして一月延ばしてすてきなボ-フレンドが現れたらどうするの? それこそ出発できやしないわ.
(不过推迟一个月,如果我有了男朋友怎么办?那时才真的无法动身呢。)
ジジ : どうなることやら, 心配だね. 定めたらすぐの人だから.
(不管怎样做,都令人担心。你是个说做就做的人。)
キキ : あら, そう. あたしは贈り物の蓋をあける時みたいにワクワクしてるわ. (是吗?我可是兴奋得很,就像打开礼品盒的盖子一样。)
は, お父さん! あたし, 今夜立つことにしたの!
(哈,爸爸!我今晚就要自立了!)
父さん : なんだって?
(你说什么?)
キキ : さっき定めたの!
(刚刚决定的!)
父さん : だって, ほら! 来周キャンプに行く道具借りて来たのに!!
(但是,我已经把下周去露营的用具借来了!)
キキ : ごめんなさい!
(对不起!)
父さん : あ, これは, いかん! ああっ!
(啊,这个,不行!啊!)
父さん : (電話で) ありがとう. じゃ, お待ちしてます. オキノです. 今夜キキが出すことになりまして„ええ, そうです.
(谢谢。那么,在此恭候了。我是欧吉诺。今晚奇奇就要出发了。嗯,是这样。)
母さん : よさそうね.
(很不错。)
キキ : せめてコスモス色ならいいのにね.
(要是大波斯菊色就好了。)
母さん : 昔から魔女の服はこうって定まってるのよ.
(从古代开始,魔女的衣服就一直是这样的。)
キキ : 黒猫に黒服で真っ黒黒だわ.
(黑猫和黑衣服,全是黑的。)
母さん : キキ, そんなに形に拘らないの. 大切なのは心よ.
(奇奇,不要对外表过分在意。心灵才是最重要的。)
キキ : わかってるわ. 心の方はまかしといて! お見せできなくて残念だわ.
(知道了。心灵方面没有问题,只可惜不能让你看见。)
母さん : そしていつも笑顔を忘れずにね?
(还有,不要忘记了笑容。)
キキ : は--い.
(好。)
母さん : 落ち着く先が定まったらすぐ手紙を書くのよ.
(等你有了安身的地方,记得马上写信回来。)
キキ : お父さん! あのラジオをちょうだい? ねえ, ラジオはいいんでしょう. やった! (爸爸!那个收音机给我好不好!收音机可以吗?太好了!)
父さん : はは, とうとう取られたな. どれ, 私の小さな魔女を見せておくれ. (哈哈,终于被你抢走了。那么,让我看看我的小魔女。)
キキ : うふふふ„
(嘻嘻)
父さん : 母さんの若い頃によく似てる.
(跟妈妈年轻时一模一样。)
キキ : おと-さん, ね, 高い高いして, 小さい時みたいに!
(爸爸,把我高高地举起来好不好?像小时候一样。)
父さん : ようし.
(好!)
キ&オ : あははははは---„
(哈哈哈...)
父さん : いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう„うまく行かなかったら帰って来ていいんだよ.
(不知不觉你已经长这么大了。如果在外面不顺利,还可以回来。)
キキ : そんなことに, なりませんゆ--だ!
(那种事,不会发生!)
キ&オ : あははははは---„
(哈哈哈...)
父さん : いい街が見つかるといいね.
(要找到适合自己的街道。)
キキ : うん.
(嗯。)
[夜?庭]
男子 : 自分で住む街を見つけるなんて大変だね.
(找到适合自己居住的街道很麻烦。)
女子 : 大丈夫よ, キキちゃんなら.
(小奇奇不要紧。)
少女A : ねね, どんな町にするの?
(喂,要找怎样的城市?)
少女B : 大きな町?
(很大的吗?)
キキ : うん, 海の見えるとこ捜すつもり.
(嗯。要找个能看见海的地方。)
少女達 : うわあ~~ うらやましいの~~
(哇,真羡慕)
キキ : あたし修行に行くのよ. よその町で一年頑張らないと魔女になれないんだから. (我是去修行的。不在外面的城市努力奋斗一年,就不能成为魔女。)
少女A : でも, デゖスコ あるでしょう?
(但是,那里有迪斯科吗?)
一同 : ククッ, ウハハハ~~~
(哈哈哈...)
母さん : キキ, 時間よ.
(奇奇,时间到了。)
キキ : は--い!
(好!)
母さん : あなたそのほうきで行くの?
(你想坐这个扫帚去吗?)
キキ : うん. 新しく作ったの. 可愛いでしょう.
(嗯,我新做的,很可爱吧?)
母さん : 駄目よ, そんな小さなほうきじゃ. お母さんのほうきを持って行きなさい. (不行啊,这么小的扫帚。还是坐妈妈的扫帚去吧。)
キキ : やだ, そんな古いの.
(不好,太旧了。)
母さん : だからいいのよ. よ-く使いこんであるから. 嵐にも警かずに飛ぶわ. ね, そうしなさい.
(所以才适合你。用起来很好。即使在风暴中飞行也没问题。来,听话。)
キキ : せっかく苦力して作ったのに„. ね, ジジ.
(这是我辛辛苦苦才做成的。是吧基基?)
ジジ : ぼくもお母さんのほうきがいいと思う.
(我也认为妈妈的那个比较好。)
キキ : 裏切者(うらぎりもの)!
(背叛者!)
ト-ラ : キキちゃん, 町の暮らしに慣れたら自分のを作ればいいんじゃない?
(小奇奇,你在自己的城市住习惯以后再自己做不就行了吗?)
キキ : うん„
(嗯...)
母さん : 気をつけて!
(小心一点!)
父さん : しっかりね.
(努力吧。)
キキ : 行って来ます---!!
(我走了!!)
少女達 : Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! うわあ~~っ!! (GO GO 奇奇!!GO GO 奇奇!!哇...)
母さん : 相変わらずヘタね.
(还是那么笨手笨脚的。)
父さん : 大丈夫だ. 無事に行ったようだよ.
(不要紧,已经平安飞走了。)
男子 : あの鈴の音もとうぶん聞けないんだな.
(那个铃声暂时听不到了。)
[上空]
ジジ : どっちへ行くの?
(到哪里去?)
キキ : 南よ, 海の見える方!ジジ, ラジオ つけて! 今 手がふさがってるの! 早く!! (南方,能看见海的地方!基基,打开收音机!现在我的手被占住了!快点!)
★《魔女宅急便》剧本(2)
キキ : こんばんは.
(晚安。)
先輩魔女 : あら, あなた新人?
(啊,你是新来的?)
キキ : はい, 今夜出発したばかりです!
(是,今晚刚刚出发。)
先輩魔女 : その音楽とめてくだされない? あたし静かに飛ぶのが好きなの.
(能不能把音乐关掉?我喜欢安静的飞行。)
キキ : あ, あの, 知らない街に住みつくって, 大変ですか?
(啊,住在自己不了解的地方,很辛苦吗?)
先輩魔女 : それはね, いろいろあったわ. でもあたし, 占いができるのでまあまあやってるわね.
(是啊,很多麻烦事。不过,我会算命,所以还算过得去。)
キキ : 占(うらな)い?
(算命?)
先輩魔女 : 近頃は恋占いもやるのよ.
(最近很流行恋爱算命。)
キキ : はあ~~
(哈)
先輩魔女 : あなた何か特技(とくぎ)あって?
(你有什么特技吗?)
キキ : えっ, いいえ, いろいろ考えてはいるんですけど„
(咦,没有,虽然我会做很多事。)
先輩魔女 : そう. あたしはもうじき修行があけるの. 胸を張って帰れるので嬉しいわ. あの町があたしの町なの. 大きくはないけどまあまあってところね. あなたも頑張ってね.
(这样。我的修行就快结束了。能够衣锦还乡真高兴!那座城市就是我的城市。虽然不太大,但是很不错。你也要加油啊。)
キキ : はいっ!!
(是!)
先輩魔女 : じゃあね.
(再见。)
ジジ : やな 感じ. あの猫 見た? べ~~~„
(令人生厌的家伙,看见那只猫了吗?呸...)
キキ : 特技か„„きゃあああ~~!! 何よ あの天気予報は!!
(特技...啊!天气预报真是鬼话连篇!)
ジジ : だめだよ, 貨物列車だもん!
(不行啊,那是货物列车!)
[貨物列車の中]
キキ : 雨がやむまで 一休みしよ.
(雨停之前先在这里休息一下。)
ジジ : 叱られないかな.
(不会挨骂吗?)
キキ : 見つかればね.あ~, びしょ濡れ.
(如果被发现当然会。啊,都湿透了。)
ジジ : ここ 揺れない?
(这里会不会摇晃)
キキ : あはは, いいにおい~~!
(哈哈!真香!)
[翌日 朝]
キキ : うあ, あ, ははは, うふっ, „ ごめん, あなた達のご飯って知らなかったの. (啊,哈哈...对不起,我不知道这是你们的食物.)
はあ~~, ジジ, 海よ海!! すごい~~! 初めて!
(基基,大海呀!真厉害!第一次看见!)
ジジ : なんだ, ただの水たまりじゃないか.
(什么,不过是普通的蓄水池吗。)
キキ : あ, 見て見て!! 大きな町! あの町に魔女いるかしら.
(啊,看见了!好大的城市,不知道那里有没有魔女。)
ジジ : さあね.
(可能吧)
キキ : 行くよ!
(走吧!)
[上空]
キキ : ジジ, くっついてる?
(基基,抓紧了吗?)
ジジ : ああ.
(啊。)
キキ : 見て~! 海に浮かぶ町よ! 時計塔よ! あたし, こんな町に住みたかったの. (快看!浮在海上的城市!钟楼!我想住在这样的城市里。)
ジジ : でももう他の魔女がいるかも知れないよ.
(但是不知道有没有其他的魔女。)
キキ : いないかも知れないわ.
(也可能没有啊!)
[街の上]
キキ : すごいね~!
(好棒!)
ジジ : ちょっと大きすぎるよ, この町.
(这个城市好像太大了。)
時計員 : ああ, 魔女とは珍しいな.
(啊,魔女真少见啊。)
キキ : おはようございます! あの, この町に魔女がいますか?
(早上好!请问,这座城市里有魔女吗?)
時計員 : いや, 近頃はとんと見かけんな.
(没有,最近几乎看不到了。)
キキ : 聞いた? この町にする! おじいさん, ありがとう!!
(听见了吗?就是这里!老爷爷,谢谢!)
時計員 : いや.
(没什么。)
[大路の上]
ジジ : ほんとにおりる気?
(真的要落在这里?)
キキ : もちろんよ.
(当然。)
人達 : おお, うわああ~~!!!
(哦!哇...)
ジジ : みんな見てるよ.
(大家在看我们。)
キキ : 笑顔よ. 第一印象を大事にしなきゃ.
(保持笑容!第一印象很重要!)
キキ : あの, あたし, 魔女のキキです. こっちは黒猫のジジ. お邪魔させていただきます! あたしこの町に住ませていただきたいんです. きれいだし, 時計塔も素敵だし.
(我是魔女奇奇。这位是黑猫基基。多多打扰了。我想住在这座城市里。这里很美,钟楼也很棒。)
女子 : そう? 気に入ってもらってよかったわ.
(是吗?你能喜欢真是太好了。)
警察 : 君君, 道路に飛び出しちゃ駄目じゃないか. 危く大事故になるところだ. 街中を飛び回るなんて, 非常識きわまりない.
(你你!不能在道路上乱飞!刚才差点造成危险的事故!不能在城市里面到处飞行,这是基本的常识!)
キキ : でも, 私は魔女です! 魔女は飛ぶものです!
(但是,我是个魔女!魔女就是要飞的!)
警察 : 魔女でも交通規則は守らなければいかん. 住所と名前は?
(就算魔女也不能不遵守交通规则!你的住址和姓名?)
キキ : 家(いえ)に連絡するの?
(要跟家里联络?)
警察 : 君は未成年者だろう? 必要があればそうすることもある.
(你还是未成年人!如果必要的话,就要这样做。)
トンボ : 泥棒~~ 泥棒~~
(抓贼!抓贼!)
警察 : おっ!
(噢!)
トンボ : 泥棒~~
(抓贼!)
警察 : 君はここにいたまえ!!
(你在这里不要走!)
ジジ : キキ„
(奇奇...)
トンボ : ねね, ね, うまく行っただろ? 泥棒って言ったの僕なんだぜ.
(喂喂,刚才干得不错吧?大喊抓贼的人就是我。)
君, 魔女だろ. 飛んでるところを見たんだよ. ほんとにほうきで飛ぶんだね~. (你是魔女吧?我看见你飞了。真的是坐扫帚在天上飞!)
ね, そのほうき ちょっと見せてくれない?
(那扫帚给我看看好不好?)
少年 : トンボ!! 朝っぱらから軟派(なんぱ)かよ!
(蜻蜓!一大早就泡女生吗?)
トンボ : バ~カ!! ははは~„
(笨蛋!哈哈)
頼むよ. ちょっとだけ. ね, いいだろ.
(拜托,看一看就好。嗯?行不行?)
キキ : 助けてくれてありがとう. でもあなたに助けてって言った覚えはないわ. それにきちんと紹介もされてないのに女性に声を掛けるなんて失礼よ. ふん!
(谢谢你救了我,但是我并没有请求过你的帮助啊!没有经过正式介绍就来跟女性聊天太没礼貌了!哼!)
トンボ : お„ さすが魔女だな. 僕の婆ちゃんみたいだ.
(噢!不愧是魔女,跟我奶奶一样!)
キキ : ついて来ないで!
(不要过来!)
トンボ : おお„ ああっ, かっこいい~~!!
(噢...帅呆了!)
[ホテル]
プロント : お泊り? どなたか保護者の方はいらっしゃらないのですか?
(要住宿?但是你的保护人来了没有?)
キキ : 私は魔女です. 魔女は13歳で 一人立ちをするんです.
(我是魔女,魔女从13岁开始就要自立了。)
プロント : では身分証明書などを„„
(但是你的身份证明...)
キキ : けっこうです.
(不麻烦你了。)
[公園]
ジジ : 食べないの?
(不吃吗?)
キキ : ほしければ ジジにあげる.
(你想要就都给你。)
ジジ : もう夕方になっちゃうね.
(天都快黑了。)
キキ : 行きましょう.
(走吧。)
[パン屋の前]
ジジ : 別の町を捜そうの. 大きくてももっといい町があるよ, きっと„
(还是去其他城市找找吧。大城市也行,一定会有更好的城市...)
オソノ : 奥さん! 忘れ物!! 奥さん!! ああ, 困ったね. これがないとあの子大泣きするんだよ.
(太太!东西掉了!太太!啊,不好办,没有这个,那孩子一定会哭个不停。)
お客さん, 悪いけど待ってて. これ届けて来るから.
(客人们,对不起请稍侯。我去去就来。)
キキ : あの, あたしでよければ届けましょうか.
(请问,让我去送好吗?)
オソノ : ええ? でも.
(咦?可是...)
キキ : あそこを曲った乳母車の人でしょう.
(是不是那边拐弯处推婴儿车的?)
オソノ : じゃ, 頼むわ. 悪いね.
(那么拜托了。不好意思。)
キキ : いいえ. ジジ, 行くよ!
(没关系。基基,我们走!)
オソノ : ええ„ おおっ, わあ~~„
(咦?哇...)
キキ : パン屋さんに頼まれました. 忘れ物です.
(面包店店主托我送来的。您忘掉的东西。)
赤ん坊 : ウワゕゕゕ~~~---„
(哇哇...)
赤ん坊母 : ウフッ.
(呼)
キキ : ははは~~„
(哈哈哈...)
[パン屋]
オソノ : ありがとう, お待ちどおさま, いつものね. あ, ご苦力さん, 入って待ってて. ありがとう, お待ちどおさま, はい, どうも, 気を着けてね.
(谢谢,久等了。跟平常一样?啊,辛苦了,进去等一下。谢谢,久等了。是。多谢。小心点。)
警いちゃったよ. あんた, 空飛べるんだね.
(刚才吓了我一跳。你居然飞上天了。)
キキ : この手紙を預かって来ました.
(那人要我转交的信。)
オソノ : あの人のサンじゃない. おしゃぶり受け取りました. ありがとう. (不是那个人的字条吗?奶嘴收到了,谢谢。)
キキ : じゃ あたしはこれで.
(那么我告辞了。)
オソノ : ああ, 待って. ね, ちょっとよってかない? お礼もしたいしさ. こっちよ.座って. コ-ヒ-がいい?
(等一下。那么,让我招待你一下行吗?要好好谢谢你。这边。请坐。喝咖啡吗?)
キキ : はい. ありがとう.
(好。谢谢。)
オソノ : 君はこれ.
(这是你的。)
なるほどね. 自分の町を見つけるってわけか.
(原来如此。你在寻找自己的城市吗?)
キキ : この町の方(かた)は魔女がお好きじゃないみたいですね.
(好像这座城市的人不太喜欢魔女。)
オソノ : 大きい町だからね. いろんな人がいるさ. でもあたしはあんたが気にいったよ.で, 泊るところは定まったの?
(因为这是大城市,什么样的人都有。有什么事就跟我说。那么,已经找到住处了吗?)
キキ : „„
オソノ : なんだ, そうなら早く言えばいいのに. うちに空部屋があるから使っていいよ. (是吗?为什么不早说。我这里正好有空屋,请好好使用。)
キキ : 本当ですか, 奥さん!?
(真的吗?太太?)
オソノ : ははは---, 奥さんじゃないよ. ここらじゃ パン屋のオソノで通ってるんだよ. (哈哈,别叫我太太。我是面包房的欧索娜。)
キキ : あたしキキです. こっちは黒猫のジジ!
(我叫做奇奇。这是黑猫基基。)
[別館 楼]
オソノ : ちょっと汚いけど 好きにしていいから.
(虽然有点脏,但可以放心使用。)
キキ : はい.
(是)
オソノ : 水とトレは下よ. なんかあったら遠慮なく言いなさい.
(水和厕所在下面。有什么麻烦事尽管说出来。)
キキ : ありがとう.
(谢谢。)
ジジ : 粉だらけだね.
(到处都是灰尘!)
キキ : うん.
(嗯)
ジジ : ぼくあしたになると白猫になってると思うよ.
(到明天我就变成白猫了。)
キキ : ジジ, 海が見えるよ.
(基基,可以看见海。)
ジジ : 明日他の町を捜す?
(明天还要寻找其他城市吗?)
キキ : „„
ジジ : お? ちぇ ちぇ, きどってやんの.
(噢?切,切,神气什么!)
キキ : あたしもうちょっとこの町にいるわ. オソノさんのようにあたしのこと気に入ってくれる人が他にもいるかも知れないもの.
(我暂时就住在这座城市里吧。也许还会出现其他的像欧索娜太太那样关心我的人。)
★《魔女宅急便》剧本(3)
[翌日 朝]
キキ : 電話を引くのっていくらすると思う?
(你看装电话需要多少钱?)
ジジ : 電話?
(电话?)
キキ : そう. お店開くの.
(是啊。我要开店。)
[製パン室]
キキ : おはようございます.
(早晨好。)
オソノ : おはよう. よく眠れた?
(早安。睡得好吗?)
キキ : ええ, いいにおいね. 手伝っていい?
(嗯,睡得很香。要帮忙吗?)
オソノ : うん.
(嗯。)
オソノ : 宅急便(たっきゅうびん)ね.
(宅急便吗?)
キキ : あたし空を飛ぶしか能(のう)がないでしょう. だからお届け屋さんってどうかなって.
(我只有飞行这个专长,所以想从事运输的工作。)
オソノ : 面白いよ, 空飛ぶ宅急便てわけね. 考えたね. あの部屋使ってもいいからね. (有意思,空中飞行的宅急便。我考虑一下。你可以使用那房间。)
キキ : ほんと!? 嬉しい! 電話を引こうと思ってるの.
(真的?太好了!我还想装个电话。)
オソノ : お金が掛かるじゃない?
(花钱不会太多吗?)
キキ : すこしなら持って来たの.
(只带来了一点。)
オソノ : もったいないよ.
(没有钱吗?)
ねえ, この店の電話を使いなよ. お客が着くまでが大変なんだからさ. あたしこんなおなかだから、あんたは時時店番やってくれれば部屋代と電話代なしってのでどう? ついでに朝御飯も付ける!
(你可以使用店里的电话。客人到来之前会很辛苦,我又带着这个大肚子,如果你能经常帮忙照料一下店面,住宿费和电话费就可以免了,而且还管你的早饭。)
キキ : はあ, ありがとう!! あたし, うんと働くね!
(哈,谢谢!我一定努力工作!)
オソノ : うあ!
(噢!)
キキ : オソノさんっていい人ね.
(欧索娜太太真是个好人!)
オソノ : ははは----
(哈哈...)
[キキの部屋]
キキ : ジジ, 終ったよ. お買物に行こう.
(基基,干完了。买东西去。)
ジジ : 飛び出しちゃ駄目だよ. 舎じゃないんだから.
(不能这样横冲直撞,这里不是乡下。)
キキ : わかってるわよ. ついよ つい.
(我知道,刚才忘了)
少女達 : あははは--„ ききっ~„
(啊哈哈哈)
キキ : もうちょっと素敵な服ならよかったのにね.
(如果有一件更漂亮的衣服会好些。)
キキ : 暮らすって物要りね.
(需要很多东西。)
ジジ : キキ, 見て見て! お金 足りる?
(奇奇,快看!钱够吗?)
キキ : しばらくはホットケ-キで頑張るしかないわね.すてきね„
(只有暂时吃烤饼忍耐一下了。真漂亮...)
少女達 : あははは~!
(哈哈)
トンボ : ああ, 止めて止めて. 魔女子さん!! 今日は飛ばないの? なあ, 本当に黒い服着てるだろ. ねえ, ちょっと待ってよ, 魔女子さん!
(啊,停一下!魔女小姐,今天不飞了吗?你们看,她穿的是不是黑衣服?喂,等一下,魔女小姐!)
少女達 : あははは~!
(哈哈哈)
[パン屋]
オソノ : キキ, ちょうど よかった. お客さんよ.
(奇奇,你来得正好。有客人。)
キキ : え?
(咦?)
オゖノ : お届け物を頼みたいって言った人がいるの.
(是来请你帮忙送东西的客人!)
キキ : 本当? すぐ行きます. あ, 地図!
(真的?我马上就去!地图!)
オソノ : お店のお得意さんなの. あんたの話しが出たらちょうど いいからって. (这是本店的常客。我提起你的事时,她说正好要拜托。)
マキ : 可愛い魔女さんね.
(可爱的魔女小姐。)
キキ : キキと言います.
(我叫做奇奇。)
マキ : これを届けてほしいんだけど. 夕方までに間に合うかしら.
(需要送的就是这个,但是不知道傍晚前能不能送到?)
キキ : はい!!
(能!)
マキ : 甥(おい)の誕生日のプレゼントなんだけと, 急に仕事が入って行けなくなっちゃったのよ.
(这是外甥的生日礼物,不过我突然有些急事不能去了。)
キキ : どちらへ お届けしましょう?
(要送给哪一位?)
ジジ : ぼくがいる.
(这个猫玩具很像我。)
マキ : ちょっと遠くないかしら?
(是不是远了点?)
キキ : まっすぐ 飛べますから.
(我可以直接飞过去)
マキ : お礼はいかほど?
(报酬是多少呢?)
キキ : え, まだ 定めてないんです.
(这个我还没想好。)
マキ : これで どうかしら?
(这些够不够?)
キキ : こんなにたくさん!? ありがとうございます!!
(这么多?谢谢你!)
トンボ : あっ, うわあ---!! それっ! すごいな~~!!
(啊,哇!那边!真厉害!)
オソノ : あたしも飛べたらね.
(我也想飞。)
トンボ : おばさん, あの子知ってるの?
(太太认识那个孩子吗?)
[上空]
ジジ : キキ, どこまで登るつもり?
(奇奇,你到底要飞多高?)
キキ : 仕事初めだもの, おまわりさんに邪魔されたくないじゃない?
(这是第一次的工作,我不想让警察取缔。)
ジジ : ぼくはまた天使にお届けものをするのかと思ったよ.
(我还以为你要送到天使那里去呢。)
キキ : あの岬(みさき)の向こうだわ. 行くわよ!!
(就是那个海湾。我们走!)
ジジ : わあっ!
(哇!)
キキ : ジジ, あたしこの町気に入ったわ!
(基基,我开始喜欢这个城市了!)
ジジ : 安心するのはご用事!
(但也要安心工作呀!)
キキ : これで お母さんに手紙を書けるもの!
(现在我可以给妈妈写信了!)
キキ : 雁(かり)の群(むれ)よ, すてき--!! あたし達と同じ方向に行くんだわ. (一群大雁,真好!前进方向跟我们一样!)
あははは~„„ どうしたのかしら?
(哈哈...怎么了?)
ジジ : 風が来るって.
(它们说要起风了。)
キキ : え?
(咦?)
ジジ : 高く高く登ろうって.
(要飞到很高很高的地方。)
キキ : きゃあっ!! 大変!!
(哎呀!不好了!)
[森]
キキ : はあ!! いけない! ごめん, ごめん!! 許して, あなたの卵をねらったんじゃないのよ! はあ, 怖かった.
(啊!不行!对不起,对不起!请原谅,我不是要打你蛋的主意!好可怕)
ジジ : キキがいけないんだよ. せっかく雁が風だと教えてくれたのにさ.
(都是你不好,大雁特地来告诉我们要刮风的。)
キキ : ほんとね. すごいね~. あの風を使ってあんなに高くへ登ってる!
(真的呀,厉害。借助风力可以飞到那么高的地方。)
ジジ : キキ!!
(奇奇!)
キキ : うん?
(嗯?)
ジジ : いなくなっちゃってる!!
(礼物不见了!)
キキ : ほんと!? 大変!!
(真的!不好!)
ジジ : 落ちた時かな!
(一定是刚才掉的!)
キキ : うん!!
(嗯!)
ジジ : 卵泥棒がまた来たって言ってるよ.
(它们说偷蛋贼又来了。)
キキ : そんな„ どうしよう? うわあっ!!うああ, ほうきを!! やめて, やめなさい!! こら, やめて!!
(那样...怎么办?啊,在咬扫帚!不要,不要这样!快停下来!)
キキ : 困ったな. まだ騒いでるわ„„
(不好办了。它们还在骚动。)
ジジ : あ--あ. 魔女も落ちぶれたものだよ. 烏(からす)は魔女の召使(めしつかい)だったのにさ.
(啊,你这个魔女真是落魄。乌鸦应该是魔女的使者才对。)
キキ : それは大昔のことでしょう!
(那是很久以前的事情了!)
ジジ : 日が沈んでからそっと近付いて捜すしかないね.
(只能等太阳下山后再偷偷地找了。)
キキ : 約束の時間に遅れちゃうわ. ジジ, こうなったら最後の手段よ!
(可是会超过约定的时间!基基,只好用最后的手段了!)
ジジ : 見つかっちゃうよ~~!
(会被发现的!)
キキ : お願い, 捜したらすぐ助けに行くから.
(拜托,找到的话我马上去救你。)
ジジ : あのうち.
(那一家。)
キキ : うん. 動いちゃ 駄目よ.
(你千万不要动。)
ジジ : 息は?
(呼吸呢?)
キキ : できるだけしないで.
(尽量不要呼吸。)
[ケトん家]
ケト : あ, おばちゃんのプレゼントだ. 変なの. あははは, ははは--„
(啊,阿姨送我的礼物!好奇怪。哈哈)
母 : 遅かったね. 妹から電話があって待ってたのよ.
(你迟到了。妹妹打过电话后我们就在等你了。)
キキ : すみません. サンをお願いします.
(对不起。请签名。)
子供 : お母さん, カナリゕ移してもいい?
(妈妈,金丝雀换过来可以吗?)
母 : いいわよ. 逃さないように気を着けてね.
(可以。小心别让它跑了。)
ケト : うん!
(哇!)
キキ : ありがとうごさいました!
(多谢了!)
ケト : おとなしくしな, ピチ. こら, だめだよ, にげちゃ.
(乖乖,过来。听话。不行,会逃掉。)
ジジ : キキ, 早く~!
(奇奇,快来...)
★《魔女宅急便》剧本(4)
[森]
キキ : 困ったわ, この辺(へん)のはずなんだけど„„ はあ, あった!
(麻烦了,这边也没有。啊,找到了!)
ごめん ください! どなたかいらっしゃいませんか?
(有人在家吗?谁住在这里?)
ごめん ください!
(有人在家吗?)
ウルスラ : は-い!! 今 手が放せないの! 上がって来てくれる?
(在家!现在我很忙!你到上面来!)
キキ : はっ!!
(啊?)
ウルスラ : 何?
(什么事?)
キキ : あの, 窓のとこにあるぬいぐるみの黒猫, あたしが落としたものなんです. (那个,窗户旁边的那个布做的黑猫,是我掉在这里的。)
ウルスラ : いい子ね, 動かないでね.
(对乌鸦:好孩子,不要动。)
さき森で拾ったのよ.
(对奇奇:刚才从森林捡来的。)
キキ : あの, 返してくださいますか?
(请还给我好不好?)
ウルスラ : ちょっと待って, 今 いいとこなの. すてきよ~ あんた美人(びじん)だね. (等一下。我现在很忙。不错,你这只乌鸦真是个美人。)
[丸木の小屋の中]
ウルスラ : なんだ, そうならそうと早く言えばいいのに. ちょっと気に入ってたんだ. (什么呀,你早点说出来就好了。我也有点喜欢它了。)
キキ : すみません. はあ! やぶけちゃってる„„
(对不起。啊!这里破了!)
ウルスラ : 烏達の仕業ね. あの時騒いでたから.
(乌鸦们干的。那时它们骚动很厉害。)
キキ : どうしよう, お客さまの物なのに„„
(怎么办?是客人的东西...)
ウルスラ : ね, 交換条件てのどう?
(来个交换条件如何?)
ウルスラ : 13歳で 一人立ちね. いいね, あたしそういうの好きよ.
(你十三岁就独立生活,了不起。我喜欢这样的人。)
キキ : あの, 直ります?
(那个,修得好吗?)
ウルスラ : まかせとけって!
(交给我好了。)
[ケトの家]
母 : ケトちゃん! ケト! 早くお風呂に入りなさい! 客さんがじきに見えるわよ. ケト!! (凯特!凯特!快去洗澡!客人就要来了。凯特!)
[森]
ウルスラ : できた!!
(行了!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : さ, 急いで ジジ君を助けに行きな.
(好,快去就基基君吧。)
キキ : でもまだ 片付けない„
(但是我还没干完...)
ウルスラ : もう十分だよ. さ 行った行った!
(已经够好的啦。快去吧!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : ふふ„
(嘻嘻)
[ケトの家]
ケト : ほんとにジェフってかわってるよ.
(杰夫真的变了。)
皆 : はははは--„„
(哈哈)
母 : おかしいのよ, ジェフったら猫のぬいぐるみがすっかり 気に入っちゃって放さないの.
(奇怪,杰夫好像很喜欢那个布猫玩具,一直都不肯放开它。)
父 : 小犬だと思ってるんじゃないかな.
(也许它认为那是小狗吧。)
婆さん : マキが聞いたら怒るわね.
(玛姬听了会不会生气?)
皆 : ハハハ---„„
(哈哈)
ケト : いいんだ, ジェフにあげるんだよ, ぼく.
(没关系,我送给杰夫好了。)
母 : マキおばちゃんに手紙書いたら?
(你要给玛姬阿姨写信。)
ケト : うん.
(嗯。)
婆さん : ジェフもすっかり年を取ったからね. やさしくしてあげるんだよ, ケト. (杰夫的年纪实在太老了。凯特你要好好待它。)
ケト : でも寝てばかりいるよ.
(但是它已经睡觉了。)
婆さん : そうだね.
(是啊。)
母 : ケト, ジェフが出たがってるわ. 開けてあげて.
(凯特,杰夫想出去了。你去开门。)
ケト : はい. すんだら自分で締めるんだよ.
(好。回来时要自己关上门。)
キキ : ジジ!
(基基!)
ジジ : 遅いよ~~~!!
(太慢了)
キキ : ごめんね.
(对不起!)
ジジ : あの人が助けてくれたんだよ. ぬいぐるみを届けてくれるって.
(是它救了我。它说愿意帮你把猫玩具送进去。)
キキ : お願いできますか.
(那就拜托了。)
[上空]
キキ : まだ体おかしい?
(身体还奇怪吗?)
ジジ : おなか減った.
(肚子饿了。)
キキ : ほんとね. あたしもクタクタ. でもすてきな 一日だったわ.
(真的。我也肚子咕咕叫了。但是今天真美好。)
そうだ, ぬいぐるみを見つけてくれた人がね, あたしをモデルに絵を画きたいって. (对了,那个发现猫玩具的人,想让我当模特来画像。)
ジジ : ヌ-ド?
(裸体画?)
キキ : バカ!
(胡说!)
[昼?パン屋]
キキ : ひまね.
(真无聊。)
ジジ : あ, 駄目だよ. 店番中なのに.
(不行啊,看店的时候怎么能这样?)
キキ : だってお客さん ちっとも来ないんだもん.
(但是客人也不来呀。)
ジジ : もうすぐこむ時間になるよ.
(很快就会到拥挤的时间了。)
キキ : 違うの. お届けもののお客さん. ジジ, このまま ずっとお客さんが来なくてお婆さんになるまで 毎日毎日まい---にちホットケ-キばかりだったらどうしよう.
(不是,是委托送货的客人。基基,如果客人一直都不来的话,我们每天每天一直等,等成老太婆,每天吃烤饼,怎么办?)
ジジ : ぼくホットケ-キ好きだよ. 焦げてなきゃ.
(我很喜欢烤饼,只要不烤焦。)
キキ : 猫って気楽ね. いまにホットケ-キみたいに真ん丸くなっても知らないから. 素敵ね, フゔッション デサナ- なんだって.
(当猫真轻松。那让你现在就吃烤饼吃个饱!真漂亮,听说她是个时装设计师。)
ジジ : あそこんちの猫 嫌いだよ. やたらきどってるんだもん.
(我讨厌那家的猫。神气兮兮的)
キキ : はい, グウチョキ パン店です. え, はい, やってます! ジジ, お客よ, お客! (你好,这里是面包店。咦?是!好!基基,有客人!)
4時半にお宅に伺うんですね. 畏まりました. ご住所を受けて貰います.
(4点半到府上是吗?知道了。请说出您的住址。)
はい, はい, 青い屋根のお宅ですね. はあ, ありがとうございます. 必ずお伺いします. (是,是。青色屋顶的房子吗?好,谢谢。一定照办。)
トンボ : やあ. ください! これ.
(请把这个拿给我。)
キキ : ありがとうございます.
(谢谢。)
トンボ : 頼むから怒らないで聞いてよ. 今日, 僕らのクラブのパ-テゖがあるんだ. 飛行クラブって言うんだけど, ぜひ 君に来てほしいんだよ. これ, 招待状. まじめな集まりなんだよ. へえ, みんな君の話を聞きたがっているんだ.
(拜托不要一见我就生气吗!今天我们俱乐部有个聚会,是飞行俱乐部!我们都希望你能来。这个是请柬。真正的集会!大家都听说过你的事了。)
キキ : はっ, いらっしゃい.
(您好,欢迎光临。)
おじさん : ここで配達をやっとると聞いたんだが.
(听说这里帮忙送货是吗?)
キキ : は, はい! お届け物ですか?
(是。要送东西吗?)
おじさん : こいつを大急ぎで運んでくれないかね.
(这个东西请尽快送出去。)
キキ : お預かりします. うっ!
(交给我吧。嘿!)
おじさん : 大丈夫かい?
(不要紧吗?)
キキ : ええ.
(不。)
トンボ : 手伝うか?
(要帮忙吗?)
キキ : いい.
(不了。)
トンボ : 6時に迎えに来るからそれまでに決めといてね. じゃあ!
(6点钟我会来接你,要记住这个约定。再见。)
キキ : あ!
(啊!)
おじさん : いくらだね?
(多少钱?)
キキ : あ, あの市内ですか, 市外でしょうか?
(市内还是市外?)
おじさん : 箱に書いといたんだが.
(箱子上已经写了。)
キキ : あ, すいません.
(对不起!)
キキ : オソノさん!! どうしょうパ-テゖの招待状を貰っちゃった!
(欧索娜太太!有人给了我聚会请柬,怎么办?)
オソノ : 素敵じゃない, 行って来なさいよ.
(不错呀,你去参加吧。)
キキ : でも, あたしこの服しか持ってないもん!
(但是。我只有这身衣服!)
オソノ : あら, そんなこと気にしてるの? それとってもいいよ. 黒は女を美しく見せるんだから.
(噢,原来你担心这个。不要紧的,女孩子穿黑衣服很好看。)
キキ : ほんと?
(真的?)
オソノ : 仕事は?
(工作呢?)
キキ : あ, 二つも はいってるんだ. もう4時だわ, 大変--!! すみません, 店番お願いします! ジジ!! ジジ!!
(啊,接了两个任务。已经四点了,不好!对不起!店里就拜托您了!基基!基基!)
オソノ : ふふ„
(哈哈)
★《魔女宅急便》剧本(5)
[上空]
ジジ : あんなにあの子のこと怒ってたのにパ-テゖへ 行くの?
(既然你讨厌那个孩子,为什么还要参加聚会?)
キキ : 声を掛けないで, 集中しないとこの荷物重いんだから. うっ, へっ, はあ, うっ, „
(不要出声,这个东西太重,我要集中精神。)
女子 : ありがとうございました.
(谢谢)
キキ : 急がなくちゃ! 次は4時半って約束なのよ.青い屋根よ.
(快一点!下一个是4点半的约定。青色的屋顶。)
[青い屋根の邸]
キキ : あの, お届け物のご依頼をお受けしたキキと申します.
(我是受委托来帮忙送货的奇奇。)
バ-サ : まあ, どうぞ. 時間どうりでしたね.
(快请进。来得真快。)
キキ : はい.
(是。)
バ-サ : 奥さま, 見えましたよ.
(夫人!看到了。)
老夫人 : あらあら, 大変. 困ったわね, もう約束の時間になってしまったの? (哎呀哎呀,不好,麻烦了。已经到约定的时间了。)
バ-サ : どうぞ.
(请。)
キキ : はい.
(是)
バ-サ : それ預かりましょう. 黒猫にほうき, 本当に曾祖母ちゃんの言ったとおりだわ. (这个给我吧。黑猫和扫帚,跟曾祖母说的一模一样。)
キキ : 魔女のキキと申します.
(我是魔女奇奇。)
老夫人 : まあまあ, かわいい魔女さんだこと.
(啊,真是可爱的魔女小姐。)
それがね, 届けて貰うはずの料理がまだ焼けてないのよ. ちっともオ-ブンの温度が上がらないの. おかしいわね. 駄目ね, 機械も人も年を取ると. 孫のパ-テゖに温かいお料理を届けて貰おうと思ったのよ. あたしの自慢の料理. にしんとカボチャの包み焼き. でも諦めましょう, 孫には電話で謝って置くわ. あなたには無駄足をさせてしまったわね. バ-サ, バ-サ, 魔女さんにお礼をお渡しして.
(是这样的,要送出去的料理还没有烧好。这个电烤炉的温度再也上不去了。真奇怪呀。不行,机器和人一样,老了就没用。我想把刚做好的热菜送到孙子的聚会上去。这是我拿手的料理,鲱鱼烤南瓜。但是办不到了。在电话里向孙子表示问候吧。对不起让你白跑了一趟。巴萨,巴萨,把魔女小姐的酬金拿来。)
バ-サ : は, はい.
(是。)
老夫人 : いいのよ, お約束のとおりにお渡しして.
(没关系。这是按约定应该给你的。)
キキ : 奥さま!
(夫人!)
老夫人 : そうさせてちょうだい. あなたのせいではないんだから.
(请安心收下吧。不是因为你的关系。)
キキ : あ, 奥さま, 私まだちょっと時間があるんです. そのオ-ブンは使えないのですか?
(啊,夫人,我还有点时间,那个炉子能用吗?)
老夫人 : え? ああ, これね. 昔はよくこれで焼いたけど, でもずいぶん使ってないから„
(咦?那个呀,虽然很早以前曾经用过,但是现在已经很久没有用了。)
キキ : 薪(たきぎ)のオ-ブンなら私もお手伝いできます. 舎で母に仕こまれました. (如果用烧柴的炉子,我可以帮忙。在乡下时妈妈也用过。)
バ-サ : そうは言っても大仕事よ.
(如果这样,很麻烦。)
老夫人 : 名案ですよ. 私は電気は嫌いだけど薪なら煖炉用のがあるし.
(不错的提议,我也讨厌电器,喜欢用烧柴的暖炉。)
キキ : やりましょう, 奥さま.
(开始干吧,夫人。)